このマニュアルは、本コミュニティの運営スタッフが行動規範を実践し、イベントを安全で快適な場に保つための指針です。参加者全員が安心して参加し、よい体験を得られるよう、スタッフひとりひとりの行動が大切です。
この章では、スタッフとしての基本的な考え方と心がまえをまとめています。イベントを楽しみながらも、安心できる空間を守る役割を意識しましょう。
この章では、トラブルや違和感が起こりやすい場面について解説します。スタッフとして先回りして気づき、対応する視点を持つことが重要です。
※性別や人数だけで判断せず、「一方が不安そう」「会話から抜けられない様子」などの兆候に注目してください。違和感をもとに、やさしく声をかけましょう。
この章では、実際に起こりうるトラブルへの具体的な対応方法を示します。状況の見極めや対応の優先順位、配慮のポイントを確認しましょう。
※写真や動画を本人の同意なく撮影や公開すると、プライバシーの侵害や個人の特定につながるおそれがあります。また、あとからつきまといに使われたり、悪意のある加工(顔写真の合成など)に利用されたりする場合もあります。参加者が安心して過ごせる場を守るため、撮影や使用の前に必ず同意をとりましょう。
※たとえ本人同士の合意があっても、第三者がその関係性や状況を知らずに不安や不快を感じることがあります。公共の場での安心感を守るため、配慮をお願いします。
参加者の服装や身体的特徴に関するコメント、性的な冗談や比喩表現などは、不快感や誤解を生むおそれがあります。たとえ悪意がなくても、相手の気持ちを傷つける可能性があるため、慎重に扱う必要があります。
※容姿や性に関する発言は、たとえ褒め言葉や冗談のつもりでも、相手にとっては不快に感じられる場合があります。発言の意図よりも、相手がどう感じたかを大切にしてください。
※暴力的な行為は、イベントの安心・安全を著しく損ないます。興奮した相手に対しては、冷静さを保ち、スタッフ自身の安全を確保した上で慎重に対応してください。
※飲酒による事故やトラブルの多くは、周囲の見落としや遠慮から起こります。本人が大丈夫そうに見えても、確認と声かけが大切です。
※アルコールを飲まない、あるいは控えるという選択も尊重されるべきです。飲酒を断る理由を詮索したり、からかったりする行為は、意図がなくてもハラスメントに該当することがあります。
※営業行為は、相手が望んでいない可能性がある点でリスクがあります。紹介は「相手が希望した場合」に限り、強引な勧誘や反復的なアプローチは避けてください。
※本来の目的から外れた行動は、参加者の学びや交流の機会を損なうおそれがあります。
この章では、参加者との関わり方に焦点をあてています。スタッフが安心感やつながりをつくることで、イベント全体の印象がより良くなります。
この章では、行動規範に違反する行為を「目撃した」「報告を受けた」「その後どう動くか」に分けて、スタッフがとるべき行動をまとめています。 いかなる場合も、被害者の安全と気持ちを最優先にしてください。
| 違反の程度 | 例 | 対応例 |
|---|---|---|
| 軽微な違反 | 軽率な発言、場に合わない行動 | 非公開で注意し、再発防止をお願いする |
| 中程度の違反 | 継続的な迷惑行為、繰り返しの不適切な言動 | 一時退出や行動制限を検討(代表判断) |
| 重大な違反 | 差別的発言、暴力、同意のない接触 | 即時隔離、退出、通報を検討(代表判断) |
この章では、被害報告を受けたときにスタッフがどのように対応すべきか、そしてその後の自身の心のケアについてまとめています。対応時の適切な姿勢と、スタッフ同士の支え合いの大切さを確認しましょう。
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